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窯変 源氏物語

 窯変 源氏物語。

 源氏物語の訳にはいろいろあれど,橋本治訳のこの作品は異色。


 わたしは最初に読破したのは瀬戸内寂聴さんの訳。10巻セットを購入して読みました。
 これは,とても読みやすいです。原作の,女房が語っている口調を生かして,流れるような文体になっています。

 次に読んだのは,やはり源氏としてははずせない名訳といわれる円地文子版。
 美しいです。とにかく文章が美しいです。流れるような文章に引き込まれてしまいます。

 (おまけとして)漫画版としては暁教育図書版のコミグラフィック・日本の古典の中にあったもの。構成:辻真先,画:桑田次郎。
 3巻にまとめられているので,全部が漫画ではありません。部分的に源氏物語画帖や写真なども入れられ,解説やあらすじになることもあります。短時間で全体をさらうことができます。

 漫画版としては忘れてならない「あさきゆめみし」大和和紀。これは最近全巻そろえました。(文庫版です)
 原作にほとんど忠実だし,キャラは魅力的だし,わかりやすい(有職故実も含めて)。よく研究されてるなと感心しました。入門者が理解するにはいちばんいいかもと思います。

 漫画版の番外編として,江川達也のものがあります。
 はっきりいってグロです。でも,原文が散りばめられていて,対訳式になっていて,その点ではわかりやすい。否定はしません。やはり研究されていてすごいので。


 話を戻します。

 「窯変 源氏物語」です。

 これは光源氏の一人称によって書かれています。女房が語るものと比べ,非常に「男」の物語になっています。意訳的な部分が多く,原作にない会話なども出てきます。葵の上との微妙な関係なども,ほかの作品ではよくわからなかったのですが,この作品を読んで「なるほど,そういうことだったんだ」と納得できました。…まあ,橋本氏の思惑にはめられたのかもしれませんが。

 とにかく,今までの源氏とは全く違う物語を読んでいるような気分にさせられます。

category : 源氏物語 橋本治 | comments(0) | trackbacks(0)
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